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【比較】幼稚園・保育園ICTシステムの価格や機能をメーカー別にわかりやすく比べてまとめてみたよ!

「幼稚園・保育園ICTシステム」をご存知でしょうか?

幼稚園・保育園ICTシステムは、別名「保育業務支援システム」とも呼ばれており、最近よく聞くICT(情報通信技術)をつかって幼稚園や保育園でのお仕事を支援してくれるツールです。

幼稚園や保育園でお仕事されている方のなかには、業務や作業の負担や人出不足で大変苦労されていて、今まさにこのICTシステムの導入を考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも一言にICTシステムといっても、そのサービスは様々ありサービスによって費用も異なります。

  • どれが良いサービスなのか?
  • どのサービスが適しているのか?

わかりにくいというのが正直なところではないでしょうか。

そこで本記事では、

  • 幼稚園・保育園ICTシステムの比較
  • 幼稚園・保育園ICTシステムの導入に活用できる補助金

についてわかりやすく解説しています。

それでは、さっそく本題に入りましょう。

一目でわかる!幼稚園・保育園ICTシステムの費用・機能比較

まずは、13社の幼稚園・保育園ICTシステムの費用・機能について一覧でみてみましょう。

サービス名 費用(税抜) 機能
園児台帳 指導計画 保育日誌 登降園管理 保育料管理 保護者連絡 職員管理 事故報告書
Child Care System+Pro
(チャイルドケアシステム)
初期費用 0円
月額 13,000円~36,000円
ChiReaff Space
(チャイリーフスペース)
初期費用 不掲載
月額
CoDMON
(コドモン)
初期費用 0円
月額 5,000円~
Hoicシステム
(ホイックシステム)
初期費用 0円
月額 4,000円・7,000円
Hoisys
(ホイシス)
初期費用 15,000円~80,000円 他アプリと連携有
月額 5,000円~15,000円
Kid’s View
(キッズビュー)
初期費用 不掲載
月額
KidsDiary
(キッズダイアリー)
初期費用 0円
月額 0円・10,000~
kidsly
(キッズリー)
初期費用 0円
月額 0円~
wel-kids
(ウェルキッズ)
初期費用 不掲載
月額
おがーるシステム 初期費用 不掲載
月額
はぐくむ保育 初期費用 不掲載
月額
園支援システム
+バスキャッチ
初期費用 0円
月額 8,000円~
桜システム 初期費用 不掲載
月額

 

機能については、ほとんどが基本的なところはおさえているものの、それでもサービスごとに違いがありますね。

費用についてくわしくは後ほど個社ごとにみてみますが、ウェブサイトに金額を記載していないサービスが多くありました。ICTシステムは、使い方によって料金が変わってきてしまうので一律に費用を提示するのが難しいようです。

気になったサービスがあれば、費用については直接事業者に問い合わせてみてください。

幼稚園・保育園ICTシステムの8つの機能

ではつぎに、一覧表にあげた機能についてみてみましょう。幼稚園・保育園ICTシステムの8つの基本的な機能について解説します。

園児台帳

園児ごとの名前や住所、保護者の情報などを記載した「園児台帳」を、ICTシステム上で共有したり、情報更新できたりする機能です。
園児台帳は、紙ベースで管理されていると、探すのに時間がかかったり、他の方が使っていると使うことができないこともあります。
ICTシステムの園児台帳機能を使うことによって、簡単に園児台帳を検索できたり、閲覧したり、修正したりすることができるので、作業が効率化できます。

指導計画

保育士さんが頭を悩ませる保育の指導計画(指導案)の作成をサポートしてくれる機能です。
ICTシステムには、指導案が作成しやすいように文例のテンプレートが用意されていたり、過去の指導案のデータを見ながら作成をすすめることができるため、作成時間の短縮や作業の効率化につながります。
また、ICTシステムのなかで園児台帳などの他の機能とも連携しているため、指導案を作成する際に必要な情報がすぐに参照できます。

保育日誌

ICTシステムの指導計画の機能と同じように、文例のテンプレートや記入様式(フォーマット)など、保育日誌の記入をサポートするための機能です。
また、園児台帳や指導案とICTシステム内で連携しているため、計画の進捗なども確認しながら保育日誌を記入することができます。

登降園管理

園児の登園・降園の時間を管理できる機能です。
タブレット端末のタッチパネルやICカードなどを利用して、ICTシステムに園児の登降園の時間が記録されるため、用紙に時間を記入する必要がなくなり、登降園のときの混雑が解消できますし、時間の記入間違いもふせぐことができます。

保育料管理

保育料の計算は手計算で行うととても手間がかかります。
ICTシステムでは、登降園の正確な時間が記録されているため、延長保育の料金も自動的に計算することが可能です。
また、園児台帳などの園児ごとの情報と連携しているため、保育料の軽減措置など園児ごとの条件にも対応することができます。

保護者連絡

園児の欠席や遅刻、延長保育の連絡をICTシステムのメールやアプリで行なうことができる機能です。
この機能により、朝の忙しい時間帯に幼稚園や保育園に電話がつながらない、幼稚園・保育園側でも電話を受けるのが大変、といったことがなくなります。
また、連絡帳やお便りなどもICTシステム上で送受信、確認ができるので、幼稚園・保育園と保護者のコミュニケーションが簡単・円滑になります。

職員管理

時間のかかる職員の勤務シフト作成の負担をICTシステムが軽減してくれます。
この機能を使うと、職員の保育士資格の有無や経験年数、保育予定の園児の数なども加味して勤務シフトを作成できます。
また、職員の出退勤・残業などの勤怠管理もこの機能で行うことができます。

事故報告書

幼稚園・保育園でのヒヤリ・ハット事例などの事故報告書を作成するときも、ICTシステムがサポートしてくれます。
ICTシステムでは、事故報告書に適した様式(フォーマット)が用意されていたり、項目を選択して入力できるため、作成にかかる手間と時間が節約できます。

こちらの記事がヒヤリハットに関連する事例を解説しています。

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この8つ以外の機能については後ほど個社ごとに紹介します。

幼稚園・保育園ICTシステム比較の3つのポイント

ではつぎに幼稚園・保育園ICTシステムを比較するときのポイントについてみてみましょう。幼稚園・保育園ICTシステムについて個社ごとのサービスをみてみる前に、比較のポイントについて少し解説します。

① 費用

幼稚園・保育園ICTシステムの費用としては、おもに導入時の初期費用と維持費としての月額費用がかかります。

ただし、月額使用料が安くても必要な機能をつかうために、オプション料金がかかる場合があるので注意が必要です。

また、月額費用は、ICTシステムを利用しているかぎり継続してかかる費用ですので、初期費用が安くても、月額料金が割高であると、ICTシステムにかかる総費用は高くなることもありますので、その点にも注意しましょう。

② 機能

導入しようとしているICTシステムに、それぞれの幼稚園・保育園の業務にとって必要な機能がそなわっているか確認が必要です。

逆に、機能が多ければいいというわけではなく、不要な機能がついていると、使用料金が高くなることもあるため注意しましょう。

また、指導案作成や登降園管理のように同じ名前の機能でも、ICTシステムごとに表示方法や様式(フォーマット)などに特徴があるため、ウェブサイトで確認したり、無料トライアルを利用するなどして、使い勝手がどうかも確認したほうがよいでしょう。

③ 現行業務・設備との関係

パソコンやタブレット端末など、いま業務でつかっている設備でICTシステムが導入できるかどうかも確認しましょう。新しく端末・設備などを用意しなければならないと、手間だけでなく費用もかなりかかる場合があります。

また、現行業務でつかっているフォーマットなどが導入したICTシステムでもつかえるかどうかも、導入後の業務を円滑にすすめる上で注意が必要です。

幼稚園・保育園ICTシステム13社比較

それでは、以上の3点をふまえて、幼稚園・保育園ICTシステムの個社ごとのサービスについてみてみましょう。

先ほど一覧表でみた13社のサービスについてひとつひとつみていきます。

サービスごとの特徴である[機能のポイント]と、一覧であげた以外の[その他の機能]、そして導入にかかる[費用]の3点について個社ごとにみていきます。

Child Care System +Pro

Child Care System +Pro(CCS+Pro)はクラウド型の(パソコンなどへのソフトウェアのインストールを必要としない)ICTシステムで、直営の保育関連施設も含め全国680以上の幼稚園・保育園などで利用されており、利用施設からの意見をシステムに反映しています。

基本的な機能にくわえて全42種類の機能が用意されており、保育ロボット「VEVO(ヴィーボ)」とも連携しています。また、電話サポートはNTTが実施しています。

機能のポイント

CCS+Proのシフト作成機能では、職員の出勤時間や園児の登降園時間の予定をパターンとして登録して、必要な職員数を自動的に計算し、簡単に勤務シフトを作成することができます。

CCS+Proでは、iPadにタッチすることで登降園時間の管理ができ、延長保育料を自動的に計算して、保護者への請求書へ反映することができます。

保育ロボット・ヴィーボ(別売り)によって、登降園時間の記録やセンサーで園児の体温を計るといったことも可能です。

その他の機能

保育要録、書類一元管理、システム権限管理、職員求人掲載、年間行事計画、消防訓練実施報告書、口座振替、小口現金出納帳、保育用品の購入、動画・写真の販売、検温機能、献立表・検食簿、午睡チェック など

費用

  • 初期費用 0円
  • 月額料金(税別)※契約年数によって月額が変わります。
  • 13,000円(1年契約)~33,000円(5年契約)[フレッツ光加入の場合]
  • 16,000円(1年契約)~36,000円(5年契約)[フレッツ光未加入の場合]

ChiReaff Space(チャイリーフスペース)

チャイリーフスペースは、日本ユニシスが提供するクラウド型ICTシステムです。
子どもの成長と向き合うということをコンセプトとしており、園児の発達状況をふまえた様々な機能が用意されています。

機能のポイント

チャイリーフスペースでは、全国4万人の成長データにもとづいて園児の発達状況に適した指導計画を作成することができます。

グラフなどにより園児の発達記録がみえる化できるだけでなく、興味をもっていることなども記録できるため、園児の成長状況がわかりやすく把握できます。また、発達状況の項目ごとに成長のメカニズムも示されているため、成長を確認しながらそのメカニズムを学ぶことができます。

タッチパネルで登降園時間を記録でき、自動的に集計し保育料の計算をすることができます。

その他の機能

保育要録、病気と予防の記録管理、職員間の連絡機能 など

費用

ウェブサイトに記載がないため直接お問い合わせください。

CoDMON(コドモン)

コドモンは、全国3200を超える幼稚園・保育園で利用されている全国導入数No1のクラウド型ICTシステムです。コドモンには、基本的な機能はもちろん、他にも多彩な機能がそなわっており、ニーズに応じて新しい機能も続々と追加しています。

機能のポイント

指導計画の作成にあたっては、それまで使用していたエクセルのフォーマットをコドモンに取り込んで(アップロードして)、引き続き使用することができます。また、コドモンに入っている1000以上の文例のテンプレートを使って作成することもできます。

園児の登降園管理については、タブレット端末などのタッチパネルやICカードで登降園の時間を登録できます。ICカードは専用カードを用意することもできますが、保護者がもっている電子マネー(Suica、Edy、おサイフケータイなど)でも使用可能です。また、兄弟が同時に登降園する場合も一枚のカード・一度の操作で登降園時間の登録ができます。

コドモンでは、シンプルで使いやすいSNSのような保護者アプリで、園児の欠席や延長保育などの連絡をすることができます。また、保護者アプリの連絡帳機能では、園児の様子についての動画や写真を使った報告の送受信ができます。

その他の機能

午睡チェック・検温・排便チェック、職員間の情報共有(掲示板・メール)、献立の管理、お便りや献立表の配信、保護者アンケート、行事予定の管理、バスの位置情報配信、写真販売、複数園の管理、多言語対応、セキュリティ など

費用

  • 初期費用 0円
  • 基本月額費用(税別) 5,000円/月
  • オプション費用(税別)
  • 登降園管理・請求管理 5,000円/月
  • 登降園時間打刻のみ利用の場合は3,000円/月
  • 帳票管理(指導案)5,000円/月
  • シフト作成 3,000円/月

Hoicシステム(ホイックシステム)

ホイックシステムは、幼稚園や保育園などの現場で最も必要とされる機能にしぼったICTシステムです。さらに機能をしぼってコストを安く設定したHoic Light(ホイックライト-廉価版)も用意しています。

機能のポイント

ホイックライトでは、園児の登降園管理を中心に、園児・保護者の情報管理、職員の出退勤管理、メール送信の機能にしぼって利用ができます。また、ホイックライトを導入して必要であればホイック(拡張版)へサービスを移行することもできます。

登降園管理管理では、ICカードをタッチすることで、園児の登降園時間をシステムに記録することができ、端末などの操作は必要ありません。ICカードは1園児につき1枚必要です。

ホイックシステムは、パソコンの操作に慣れていない人でも、操作が簡単で使いやすいデザインになっています。

その他の機能

活動レポート、フォトギャラリー、セキュリティ設定機能 など

費用

  • 初期費用(税別)
  • カードリーダー 35,000円
  • ICカード 400円/1枚

 

  • 月額費用(税別)
  • Hoic(ホイック) 7,000円/月
  • Hoic Light(ホイックライト) 4,000円/月

Hoisys(ホイシス)

ホイシスは、保育園・幼稚園での事務作業の負担を軽減することをめざしたICTシステムです。事務作業を効率化して子どもと接する時間を増やすことをサポートします。

機能のポイント

園児台帳への基本的な情報登録はもちろん、教育や食育などについて園児一人ひとりのきめ細やかな情報を登録・確認することが可能です。

ホイシス自体には保護者との連絡機能はありませんが、コミュニケーションに特化したICTサービスであるhugmo(ハグモー)と連携することにより連絡機能を使用することができます。

タッチパネルで登降園時間を記録することがきます。また、バーコードを使用した記録も可能です。

その他の機能

健康チェック、アレルギー確認機能、午睡チェック など

費用

  • 初期費用(税別)
  • 15,000円(園児5名以下)
  • 40,000円(園児19名以下)
  • 60,000円/月(園児60名以下)
  • 80,000円/月(園児61名以上)

 

  • 月額費用(税別)
  • 5,000円/月(園児5名以下)
  • 8,000円/月(園児19名以下)
  • 12,000円/月(園児60名以下)
  • 15,000円/月(園児61名以上)

※ハグモーの連絡機能は無料で利用できます。

Kid’s View(キッズビュー)

キッズビューは、開発にあたって幼稚園や保育園など現場の声を聞いて、機能からデザインまで現場のアイデアを反映させたICTシステムです。インターネット環境があれば、端末などにソフトウェアのインストールを必要としないASPシステムを採用しています。

機能のポイント

キッズビューは、園児の年齢ごとの発達をチェックするシステムと連動させた日本初の保育要録作成システムを導入しており、システムのアドバイス表示にしたがい簡単に保育要録の作成ができます。

幼稚園・保育園の職員は、スマートフォンなどからいつでもシステムにログインをして、園児についての情報・記録をシステムに登録することができます。

オプションサービス「ケータイ連絡くん」を導入すると、保護者への緊急連絡やお知らせなどを配信することも可能です。

その他の機能

各種帳票の印刷、各種テンプレートの無料ダウンロード、園の第三者評価シミュレーション、園内掲示版 など

費用

ウェブサイトに記載がないため直接お問い合わせください。

KidsDiary(キッズダイアリー)

キッズダイアリーは、業務ごとにそれぞれ記録された情報を連携して管理することにより、重複業務を減らし効率化を図ることをめざしたICTシステムです。

機能のポイント

キッズダイアリーの連絡帳機能は、簡単に入力することができ、下書き機能もあるため空き時間などに小まめに更新することができます。

保護者のアプリから延長保育の連絡を簡単にすることができ、延長保育希望者の一覧がリアルタイムで確認できます。

システムを英語に切り替えることができます。中国語にも近日中に対応予定です。

その他の機能

バス運行管理・バス位置情報メール、各種掲示板、各種販売 など

費用

  • 初期費用 0円
  • 月額費用(税別)
  • トライアル 0円(14名まで)※訪問サポートなし
  • ベーシック 10,000円(14名~29名まで)
  • 12,390円(30名~50名まで)
  • 18,000円(51名~100名まで)

kidsly(キッズリー)

キッズリーは、幼稚園・保育園と保護者のコミュニケーションに特化したアプリ型の業務支援サービスです。キッズリーアプリのコミュニケーション機能だけであれば費用はかからず導入しやすいのが特徴です。

機能のポイント

無料のアプリで、園児の登降園の状況確認や連絡帳、お便りなどの機能を利用することができます。

幼稚園・保育園の職員の悩みや不安、課題などを診断してくれる機能があり、スタッフケア・フォローをサポートしてくれます。(有料オプション)

登降園記録や園児台帳などの機能で入力した情報を自動で引用(リンク)して、指導計画や保育日誌などを効率よく作成できます。(有料オプション)

その他の機能

写真送信機能、イベントカレンダー、お便り機能 など

費用

  • 初期費用 0円
  • 月額費用 0円(アプリのみ)
  • オプション費用(税別)
  • 登降園管理 20,000円/月
  • 保育者ケア 20万円/年
  • 帳票管理 10,000円/月

wel-kids(ウェルキッズ)

ウェルキッズは、事務作業の徹底的な効率化と保育の質の向上をめざしたクラウド型のICTシステムです。導入した幼稚園・保育園の「使いやすい」との口コミで利用が広がっています。

機能のポイント

タブレット端末へのタッチで登降園の時刻が記録され、延長保育などの料金計算も自動で行われるため、請求書の作成がスムーズにできます。

職員のシフトのルールをウェルキッズに設定しておくと、ルールにしたがってボタン一つでシフト表を作成することができます。過去のシフトの集計もできるため、シフトのかたよりなどの修正も簡単にできます。

幼稚園・保育園から自治体に提出が必要な書類も、園児台帳や登降園記録などの機能と連携した集計機能があるため、効率よく作成ができます。

その他の機能

病気やケガの集計、健康情報の管理、幼稚園の指導要録作成機能、情報共有(掲示板など)、ブログ・献立、園バスの運行管理・通知、写真販売 など

費用

利用する機能によって料金が異なるためウェブサイトに金額は掲載されていません。
直接お問い合わせください。

おがーるシステム

おがーるシステムは、自治体と大学との共同研究により開発されたオンプレミス方式の(パソコンなどにソフトウェアのインストールを必要とする)ICTシステムです。

幼稚園・保育園の日々の業務負担をさらに軽減することをめざして、システムのバージョンアップも重ねています。

機能のポイント

指導計画や保育日誌などの様式(フォーマット)はサンプルから選ぶことができるだけでなく、いままで使っていたフォーマットをシステム上で再現することも可能です。

保護者向けスマートフォンアプリ「おがログ」がシステムと連携して、幼稚園・保育園からのメッセージを受信したり、園児の欠席などの連絡や一時預かりの予約をすることができます。

「ウェブレポ」という機能により、幼稚園・保育園から最寄りの自治体への報告や給付金の申請ができます。

その他の機能

各種要録、各種要領・指針へのリンク、検診・疾病・予防接種記録、アレルギー登録、午睡チェック、ブログ、入金チェック、料金設定、送迎バスの設定、園児ごとのカード設定 など

費用

ウェブサイトに記載がないため直接お問い合わせください。

はぐくむ保育

はぐくむ保育は、東京都民間保育園協会の監修をうけた業務支援ソフトウェアです。
幼稚園・保育園職員の業務負担を軽減することにより、子どもと接する時間を増やすことを目的としています。

機能のポイント

はぐくむ保育は、登降園時間管理・指導計画・保育日誌・成長記録という4つの機能を柱としています。

記録された登降園時間や欠席情報が、料金計算だけでなく保育日誌などにも自動で反映されるので、わざわざ転記することなく書類作成ができます。

東京都の指導検査基準に合致しているので、監査のために特別な書類を作成しなくても、検査官にシステムの画面を見てもらうだけで監査を終えることができたという報告も利用者からされています。

その他の機能

保育要録、検診・予防接種の記録 など

費用

ウェブサイトに記載がないため直接お問い合わせください。

園支援システム+バスキャッチ

園支援システム+バスキャッチは、幼稚園・保育園バスの位置情報機能を中心に、業務を支援するさまざまな機能を提供しています。利用数も着々と増えており、現在このシステムを利用する幼稚園・保育園の数は1100を超えています。

機能のポイント

バスキャッチは、自動車教習所やスポーツクラブなどの送迎バスにも導入されている運行管理システムです。幼稚園・保育園のバスにGPSを設置して、現在の位置を確認したり、到着案内や遅延情報のメールを保護者に送ることができます。(有料オプション)

パソコンが苦手なひとでも簡単に操作できるように、シンプルでわかりやすい操作画面になっています。

制服や体操服などの販売や購入も園支援システムから行うことができます。幼稚園・保育園で撮った写真もシステムからダウンロードでき、写真屋さんへ現像を注文することもできます。

その他の機能

保育要録、各種帳票出力、賞状作成、アンケート機能、習い事(課外教室)の申込 など

費用

  • 初期費用(税別)
  • 園支援システム 0円
  • バスキャッチ路線管理機能 0円
  • バスキャッチ位置情報機能 30,000円/バス1台(GPS購入費)

 

  • 月額費用(税別)
  • 園支援システム 8,000円/月
  • バスキャッチ路線管理機能 6,000円/月・1施設
  • バスキャッチ位置情報機能 30,00円/月・バス1台(GPS通信費)
  • 保育料計算・口座振替機能 5,000円/月・1施設

桜システム

桜システムは、幼稚園・保育園の日常の業務を支援するソフトウェアですが、クラウド版も用意されています。大阪を中心に導入が増えており、実際に現場の意見を聞いてバージョンアップに反映させています。

機能のポイント

桜システムは、保育園用・幼稚園用・認定こども園用の3タイプのソフトがあり、それぞれに必要な機能を盛りこんでいます。

保育園用の桜システムには、厚生労働省の保育指針の文言を参照して指導計画を作成できる機能があるので、指針の内容からから該当ヵ所を探す手間が省け、作業が効率化できます。

登降園の確認は、タッチパネルの園児の名前のところをタッチするだけで登降園時間や出欠のシステムへの登録ができます。

他の機能

各種帳票(フォーマット)出力、相談・苦情管理、保育料の入金管理(口座振替)、一斉メール配信、キーワード検索機能 など

費用

ウェブサイトに記載がないため直接お問い合わせください。

幼稚園・保育園ICTシステムに使える補助金について

幼稚園・保育園のICTシステムはとても便利であることはわかったものの、やはり心配なのは費用ですよね。

ここでは、幼稚園・保育園ICTシステムの費用の負担を軽くしてくれる補助金についていくつか紹介します。

保育所等におけるICT化推進事業費補助金(厚生労働省)

  • 対象施設:保育所、幼保連携型認定こども園、保育所型認定こども園
  • 対象費用:ICTシステム導入にともなう購入費、工事費、通信費(消費税含)

CTシステムの具体的な条件

  • 他の機能と連動した園児台帳の作成・管理機能
  • 園児台帳と連動した指導計画の作成機能
  • 園児台帳や指導計画と連動した保育日誌の作成機能

補助金額:1施設につき100万円まで、費用の3/4まで

参考:https://www.mhlw.go.jp/

適用実績のあるサービス

  • ChiReaff Space(チャイリーフスペース)
  • CoDMON(コドモン)
  • Hoisys(ホイシス)
  • kidsly(キッズリー)
  • wel-kids(ウェルキッズ)
  • おがーるシステム
  • はぐくむ保育
  • 園支援システム+バスキャッチ
  • 桜システム

園務改善のためのICT化支援(文部科学省)

  • 対象施設:幼稚園(幼稚園型認定こども園を含む)
  • 対象費用:ICTシステム導入費など

ICTシステムの具体的な内容

  • 指導要録の作成機能
  • 園児の登降園管理機能

補助金額:1施設につき72万円まで、費用の3/4まで

適用実績のあるサービス

  • CoDMON(コドモン)
  • wel-kids(ウェルキッズ)
  • おがーるシステム
  • 園支援システム+バスキャッチ

IT導入支援補助金(経済産業省)

  • 対象:保育等のサービス業
  • 対象費用:認可されたICTシステムの導入費用

補助金額:40万円から450万円まで、費用の1/2まで

参考:https://www.it-hojo.jp/

適用実績のあるサービス

  • ChiReaff Space(チャイリーフスペース)
  • CoDMON(コドモン)
  • Hoisys(ホイシス)
  • KidsDiary(キッズダイアリー)
  • おがーるシステム
  • 園支援システム+バスキャッ
  • 桜システム

東京都ICT補助金

  • 対象施設:東京都内にある認可/認証保育園
  • 対象費用:ICTシステム導入にともなう購入費、リース料、保守料、工事費、通信費(消費税含)

補助金額:1施設につき200万円まで、費用の全額まで

参考:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/

適用実績のあるサービス

  • Child Care System+Pro(チャイルドケアシステム)
  • ChiReaff Space(チャイリーフスペース)
  • kidsly(キッズリー)
  • wel-kids(ウェルキッズ)
  • おがーるシステム

また、厚生労働省の「時間外労働等改善助成金」もつかえる可能性があります。
詳しくは、下記URLを参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/

適用実績のあるサービス

  • CoDMON(コドモン)

 

補助金の利用について詳しくは、サービス提供事業者、最寄りの自治体などに直接お問い合わせください。

※補助金の適用実績についてはウェブサイトに記載があったものになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は幼稚園・保育園ICTシステムの機能と費用についてまとめてみました。

幼稚園・保育園で働いている方のなかには、人出不足の中で山積みの事務作業に追われ、子どもたちと接しながら成長を見届けるという本来の目的にうまく時間をとれない状況にある方もいらっしゃるかと思います。

幼稚園・保育園を経営されている方も含めて、どのような作業・業務の負担が重くなっているのか、ICTシステムを使ってその負担を軽くすることはできないか、ということをご検討いただければと思います。

ICTシステムの導入が、業務負担の軽減、子どもとの円滑なコミュニケーションをもたらして、子どもたちの健やかな成長に活かされることを願っています。

※ 今回とりあげた幼稚園・保育園ICTシステム事業者13社のウェブサイトを以下に記載します。本記事に記載した内容は変更となる場合があるため、費用やサービスなど詳しくはウェブサイトより各社にお問い合わせください。